ゾフルーザの効能(一例)

投稿者: | 2025年12月4日

インフルエンザA型に罹患した。病院で処方されたゾフルーザの効能について一例として記載し、考察する。

40℃まで発熱したため、一旦解熱剤を飲んで熱を下げ病院に赴いて検査してもらった結果、インフルエンザA型と判定。ゾフルーザという塩野義製薬の薬を処方された。

夕方に飲んだあとは6時間くらいは効き目を感じられず。解熱剤も切れて再び40℃に上昇。きついのでまた解熱剤を飲んで寝たところ、3時くらいに目が冷めて平熱。解熱剤が効いているのもあると思うが、台風一過のような静けさ。この後、再度37.5℃くらいまで上がったが、徐々に熱は下がり、治癒した。

調べてみるとこの薬は、他のインフルエンザ薬と違って、mRNAの増幅を阻害し、ウイルスの増幅を抑制する。すなわち、既に存在するウイルスではなく、子孫を作れなくする。解熱剤のように飲んで数時間では効果を感じられないのも納得がいく。しかし12時間後には気分的には90%くらい回復したということは、インフルエンザウイルスの個体の寿命は12時間くらいで、その世代交代の速さに驚く。

作用から考えると、ウイルスを排除するわけだから、感染前の状態にリセットするのに近い。ということは、免疫は出来ていないと考えたほうが良く、もう今年はインフルに罹らないと安心は禁物だろう。むしろ、自分はこのウイルスには罹りやすいという証明になる。なお、ゾフルーザを予防目的で摂取する場合の効果持続は10日間とのことなので、10日以降は要注意か。