１号機の失敗から１年以内に打上げ再開というのは、意外に早かった。H-II８号機の失敗からH-IIA初号機までが１年１０か月、H-IIA６号機の失敗から７号機の成功まで１年３か月。今回は１１か月なので、徐々に短くなっている。このサイクルを回す速さが、これからは重要視されている。
以下は、今回の打上げ計画書から引用した飛行経路である。グラビティターン後のヨーターンがこれまで見たことないほど強烈。１段ΔVが有り余っているのか？打上動画でも、SRB-3分離後に、ロケットを真横から見えるくらい機体姿勢を南に変えていくのが分かる。
