レンタルサーバへ移行

投稿者: | 2021年11月21日

自宅サーバからレンタルサーバへ移行した。これまで20年近く自宅Linuxサーバを維持してきた 。10年前からは家族に配慮して、玄箱、NUC、FMV(ノートPC)、Raspberry Piと省電力で小型静音のハードを使ってきたが、突然来る障害発生時に多くの時間を取られるのが次第に苦になってきていたのは事実。自宅にサーバを維持するということ自体の満足感が失われるのは残念だが、肩の荷が下りたのも事実。

WordPress

UpdraftPlusを使って定期的に全データバックアップを取っていたので、HDDから救出したバックアップファイルをサーバにアップロードし、復元するだけで移行できた。プラグインのページでバックアップファイルをダウンロードしなくても、wordpress/wp-content/updraft/の下にファイルはあるので、既にサイトが落ちていてもファイルさえあれば復元できる。URLの設定の違いでdbファイルを修正する必要が生じたが、こちらのサイトが大変参考になった。

UpdraftPlus で WordPress サイトを超簡単に移行する方法 https://upd.world/updraftplus-wp-migration/

メールサーバ

独自ドメインを使ったメールアドレスを使うためメールサーバを立ち上げていたが、レンタルサーバではこれが非常に簡単にできた。今までの苦労が嘘のようである。これを苦労と感じるような歳になってしまったのかもしれない。自宅サーバでは、年に1回か2回はダウンしていたのだが、それよりは可用性が上がりそうだ。

感想

この品質で月額1000円以下のサービスが当たり前の時代になっていたとは。メールサーバ機能だけで良ければ、100円以下のサービスも存在する(ドメイン登録料は別)のには驚いた。便利ではあるが、自力で何とかしようという動機が維持できない。若い世代が「自分でやってみよう!」というハングリー精神でスキルアップする機会が奪われている気もする。